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読み返したい巻を一冊、本棚から出す。
表紙の絵は見えるままにしたい。でも、何度も開く本だから、外側へカバーを掛けたい。『ドカベン』の文庫版を手元に持つ人なら、そんな選び方を考えられます。
ここで、作品名だけでカバーを注文するのは、いったん待ってね。
同じ『ドカベン』でも、版によって本は違います。今回の候補は、コアデの「ミエミエブックカバー 文庫」。メーカーの推奨する本のサイズは、約高さ152×幅106mm、厚さ35mmまでです。
つまり、最初にすることは、全巻分の枚数を数えるより、一冊を測ること。
文庫版という名前を合わせ、そのうえで現物の縦、横、厚みを合わせます。寸法が合うなら、表紙を隠さずにカバーを掛けたい人の候補になる商品です。
この記事では文庫用CONC-BC59、15枚入りを例に、版の確認、サイズの比較、掛け方、買う枚数を順に見ていきます。新品の本だけでなく、手元で読み返している一冊を出発点にしよう。
作品名だけで決めず、文庫版の一冊を手元へ出そう
『ドカベン』のカバーを探して、検索画面へ作品名を入れる。
ここで出てくる商品が、本そのものなのか、保護用のカバーなのかも、まず分けて見たいところです。欲しいものは透明カバーなので、注文する商品の名前と内容を確かめます。
次に確認するのは、手持ちの本です。
秋田書店の『ドカベン』第1巻の文庫版ページは、レーベルを秋田文庫、ISBNを978-4-253-17041-3と案内しています。これは出版社が掲載する文庫第1巻の情報です。
手元が第1巻なら、タイトルとレーベル、ISBNを見比べられます。別の巻を測る場合は、その巻の書誌情報を確認してください。第1巻の番号を、ほかの巻の番号として記録することにはしません。
ただし、レーベルが一致したら、その場でサイズ比較が終わるわけではないよ。同じ版を探す手がかりと、カバーへ入るかを決める実寸は、それぞれ確認します。作品名と文庫という言葉がそろったあとに、一冊を測る順番です。
本を手元へ出したら、今付いている紙のカバーを含めて、普段読む状態へ整えます。透明カバーの内側へ入れたいものが、漫画本と元のカバーなら、その状態の寸法を見ましょう。
帯も残したい場合は、どう扱いたいかを先に決めます。本へ付けたまま一緒に収めるのか、別に取っておくのか。帯の折れや位置を見てから、入れたい状態を合わせます。透明だから全部がきれいに収まる、と先に決める必要はありません。
たとえば、いま読みかけの一冊なら、読み始めに外した紙のカバーが机へ残っているかもしれません。それを戻す予定なら、戻してから測る。外して読んだ状態だけの寸法で買うと、予定していた使い方と比較する条件が変わります。
巻をたくさん持っている人も、最初から全冊を机へ出さなくて大丈夫。まず一冊、そのあと厚そうな巻や状態の違う巻を確認する。差が見えたところで、同じカバーでそろえられる範囲を考えます。
表紙や紙が傷んでいる本なら、掛ける作業そのものもゆっくり判断しよう。破れや折れを透明カバーで直せる商品として選ぶ話ではありません。保護用のカバーを足すことと、すでにある傷みを補修することは分けて考えます。
中古で買った本も、以前の透明カバーが付いていれば、その上から重ねる予定なのかを見ます。重ねるほどよいと決めず、使うカバーと入れる状態を一つ決めてから寸法へ進んでください。
ここでメモに残すなら、作品名、巻、レーベル、入れたい状態の四つです。買い物の途中で別の版の画像を見ても、手元の条件へ戻れます。カバーを掛けたい本を一冊決めるだけで、選ぶ相手がはっきりするよ。
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高さ・幅・厚みを、メーカーの推奨サイズと別々に比べる
一冊が決まったら、ものさしを用意しよう。
見たいのは、本を閉じた状態での高さ、幅、厚みです。文庫だからこのくらい、と丸める前に、手元の一冊を測って書き留めます。
コアデの文庫用商品ページの推奨サイズは、約H152×W106mm、D~35mm。高さと幅に加えて、厚みの条件もあります。縦だけ一致しても比較は終わりません。
ここで使っている数値は、メーカーが示す推奨する本のサイズです。透明シートを開いたときの外寸として扱わないでね。通販では本の寸法、カバーの外寸、対応する本の寸法が並ぶ場合があるので、何の数値かも見ます。
手元のメモも、高さ何mm、幅何mm、厚さ何mmと分けておく。152と106の数字だけを見て横と縦を入れ替えず、本の向きと対応させます。カバーの推奨欄へ同じ順で書くと、比べる場所が分かります。
厚みを測るときは、本を無理にぎゅっと押さえて薄くしないこと。普段閉じている状態で見ます。紙のカバーを収めたいなら、その状態で測る、という最初の条件もここへつながります。
厚さ35mmまでという表示から、境目の本へ必ずぴったり掛かると断定するのも避けよう。推奨の数字に近い本や、表紙が反っている本は、実寸と状態を販売店へ伝えて確認してから選べます。
本が少しはみ出すけれど押し込めばよさそう、とは考えません。守りたくて買うカバーなので、掛ける段階で無理な力を加える方法にしたくないよね。比較して合わないなら、別サイズを調べるか、今回は購入を待つ判断もできます。
このシリーズには、文庫miniなど名前の近いものもあります。文庫という言葉が入っていることだけで、同じサイズと決めないでください。今回の候補は、型番CONC-BC59、JAN4589901900061の文庫用です。
通販の画像がよく似ているときも、注文する選択肢のサイズを見ます。複数のサイズが一つのページへ並んでいるなら、商品ページの大きな見出しだけでなく、カートへ入れる前の選択欄が文庫用になっているかを確認しよう。
素材はOPP、厚みは40μmというメーカーの案内です。これはフィルムの素材と厚みの説明であり、本が永遠に劣化しないことや、防水であることを保証する数値ではありません。表紙を見せて掛ける保護用カバーとして選びます。
透明を選ぶ理由は、どの巻か、どんな表紙かを外側から見たいときに、紙で覆う以外の方法になること。読む前にカバーを外して表紙を確認する、といった動作を増やしたくないなら、検討する理由があります。
ただ、好みの見え方や触った感じは、商品名だけから決めません。店頭で確認できれば、透明感と材質を見て選ぶ。通販ではメーカーの素材とサイズの案内を読み、実際に触った感想として想像を書き足さないようにします。
一冊の三つの寸法と、推奨の三つの条件。
ここが合ったら、次は掛け方を見よう。カバーの名前を覚えるだけより、注文した後の作業まで想像できる選び方になります。
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テープをはがす前に、本を一度閉じて長さを合わせよう
透明カバーって、開いてみると、どこが表でどこへ表紙を入れるのか、少し迷いそう。
掛け方を買う前に見ておくと、届いたあとに一枚を持ったまま考え込まずに済みます。
コアデの掛け方講座は、2014年に公開されたシリーズの案内です。内側に帯状の部分と袋状の部分があり、帯状の側へ片方の表紙を差し込むところから紹介しています。
次に、もう片方の表紙を袋状の側へ入れて、位置を調整する。そのあと、本を一度閉じ、本の厚みに応じて長さを合わせてから、のりしろのテープをはがし、帯状の部分へ貼る順番です。
ここ、先にテープをはがさないのがポイント!
まず表紙を入れ、閉じた状態で位置を合わせる。固定する作業を最後へ置くから、本の厚みを見ながら調整できます。
始める前に、本とカバーを広げられる平らな場所を作ろう。机の上でスマホやほかの巻と重なっていたら、いったん移します。本を開いた幅と、カバーを動かす分があると、作業する位置が見えます。
届いたパッケージの案内も先に読んでください。メーカーの講座は手順を知る資料ですが、手元に届いた製品の表示を省いてよいという意味ではありません。構造や指示が違うと感じたら、その商品について確認します。
帯状の側と袋状の側を見つけたら、紙のカバーや帯の位置を整えたまま、片側から進めます。指をどこへ置くかが分からなくなったら、勢いで引っ張らず、入れる部分を見直そう。
元の紙のカバーがずれて、角が引っ掛かっているなら、そこでいったん止める。透明シートを強く引くことではなく、ずれているところを戻すことから考えます。読み返したい本を相手にする作業なので、急がなくていいところです。
両側が入ったら本を一度閉じます。開いたまま見える長さと、閉じて背を包む長さは違うので、この工程を飛ばさないでね。閉じた状態で、表紙が引かれたり、カバーが大きく余ったりしていないか見ます。
メーカーの案内でテープを貼る先は、カバーの帯状の部分です。本の表紙やページへ、固定するつもりで直接貼る方法にはしません。どこへ接着する手順かを見てから、最後の固定へ進みます。
一枚目で迷ったら、次の十枚へ進む前に、完成した一冊を軽く開いてみよう。ページをめくれるか、紙のカバーが予定した位置にあるか、閉じたときに窮屈になっていないかを確認します。
位置が合わない状態なら、同じ手順を全巻へ繰り返す前に止めます。寸法の違いなのか、掛ける位置の違いなのか、パッケージの案内へ戻る。テープを何度も貼り直せるという保証は今回の資料で確認していないので、その性質を前提に作業を進めません。
掛け終わった本を手に取り、読みたいところを開く。
その一冊で動作を確認できてから、同じ条件の次の巻へ進む。全巻の見た目を先に完成させるより、読むための一冊ができる順番をおすすめします。
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15枚入りを何袋買う?掛けたい冊数と確認する一冊を決める
最後は買う枚数です。
ここで全巻分を一気にそろえたくなる気持ちがあっても、まず「今回掛ける本は何冊?」から数えてみよう。手持ちの全冊と、今すぐ作業したい冊数は同じでなくて構いません。
現行のコアデ公式ページで、文庫用CONC-BC59は15枚入りです。同じ商品名に見える販売ページでも、20枚入りの掲載や、複数袋をまとめたセットが並ぶ場合があるので、入り数を商品の型番と一緒に確認してください。
例えば、同じサイズの十冊へ掛けたいなら、15枚入り一袋が数量上の候補になります。ただし、これは一冊に一枚使い、作業で失敗しない場合の計算です。余る枚数と、最初に確かめる一冊を考えて注文します。
十六冊なら、一袋十五枚では足りません。二袋を買うのか、まず十五冊まで作業するのか。単に不足分を埋めるために大きなセットへ移るより、今回どこまで進めたいかを決めると、残す枚数も分かります。
家にある全部へ掛ける予定でも、版の違う本は同じ枚数の中へまとめないこと。サイズを分けるなら、文庫用何枚、別サイズ何枚とメモします。今回は文庫用が合うと確認できた本だけを、この商品の数量に数えます。
楽天で比較するときは、同じ文庫用の入り数と袋数をそろえよう。一袋の商品と十袋の商品を、表示価格だけで安い順へ並べると、必要な量とは違う買い物になります。
送料や発送方法も合わせて見ます。メール便対応でも、注文数量や店の条件によって扱いが変わることがあります。今必要な数量をカートで確認し、支払う合計と発送の説明を見てから選んでください。
到着したら、外袋のサイズ、型番、入り数を確認します。そのまま全部を開けるより、まず一袋から一枚を取り出して一冊へ。合っていると確認するために使う一冊を、先に決めておくと進めやすいよ。
残ったカバーは、外袋のサイズ名が分かる状態でしまうと、次に使うときに別サイズと混ざりにくくなります。見た目が似た透明のシートを、全部一つへまとめない。袋の表示を残すだけでも、次の注文と照合できます。
試した一冊へ無理なく掛けられ、開いて閉じる動作もできる。そこまで確認できたら、同じ条件の本を順に進めよう。寸法が違う巻が出たら、それだけ別に確認すればよく、先へ進むために押し込む必要はありません。
透明カバーを選ぶのは、表紙も見ながら、手持ちの本を読み返したいから。その目的へ、文庫用のサイズ、掛け方、必要枚数を合わせていきます。カバーを掛けたら読書の準備が全部終わる、という話にせず、読む一冊を整える道具として使いたいです。
最初に本棚から出した一冊へ戻ろう。
版を確認して測る、テープの前に閉じて合わせる、完成したら一度開く。この順番で、読み返したい本に合うかを確かめられます。
全部を今夜仕上げなくてもいいよ。
まず一冊、表紙が見える状態で開けるところまで。続きの巻へ進む前に、その一冊の読みたいページも楽しんでね!